NB Roadster Meeting 貴島さん講演要約(2016)
2016年1月10日にMRYで開催されたNBロードスターミーティング。そこでマツダロードスターの二代目主査、貴島孝雄さんに講演をいただきました。その内容を要約したものを掲載させていただきます。若干の意訳が入っているので「内容が違う」と思われた方はご指摘ください! 貴島さんは初代NA6ロードスターの開発からNA8、NB、NCの主査と、三世代続けてご担当されてきたので、とてもロードスター愛に溢れた内容 […]
2016年1月10日にMRYで開催されたNBロードスターミーティング。そこでマツダロードスターの二代目主査、貴島孝雄さんに講演をいただきました。その内容を要約したものを掲載させていただきます。若干の意訳が入っているので「内容が違う」と思われた方はご指摘ください! 貴島さんは初代NA6ロードスターの開発からNA8、NB、NCの主査と、三世代続けてご担当されてきたので、とてもロードスター愛に溢れた内容 […]
こちらは2016年1月10日に開催された、NBロードスターミーティングの参加レポート備忘録です。会場は「マツダ横浜R&Dセンター(MRY)」で開催されるとのことで、慣れない首都高で向かったらかなり早く到着・・・少しはしゃぎすぎました。 たっぷりとレアなNBロードスターが 会場ではお馴染みの友人たちを始め、知らない・見たことのないNBロードスターがわんさかと集合しました。50台前後のNBが集結したそ […]
メーター内の純正水温計ほど信用出来ないものはありません。針が動いたら中央でほとんど動かず、もし上ぶれてしまった時はかなりヤバイ時・・・だそうです。そこでリニア化にチャレンジしてみました。※これらの作業全ては自己責任になります メーターフードを外す メーターへのアクセスは、まずはメータフードの取り外しを行います。まずは、ステアリングコラムのカバーを止めているネジが下側になるので、対象の3箇所を外しま […]
NBロードスター後期型のカップホルダーはセンターコンソールに二つ配置されて、とても便利。しかし、気づいたら経年劣化で蓋の開閉がプラプラになってしまうことがあります。これは見窄(みすぼ)らしいので修正にチャレンジです。 センターコンソールを外す センターコンソールはシフトノブをはずした後、矢印にあるビスを外すだけでOKです。道具はプラス/マイナスドライバーと、内装外しがあれば便利です。 シフトの下、 […]
コントラスト・イン・ハーモニー。あまり聞いたことがない響きかもしれませんが、これはフォード傘下に入った90年終わりころから謳われた、マツダブランド戦略のキャッチフレーズです。 マツダ・ブランド戦略 「コントラスト・イン・ハーモニー」は、一目でわかる「マツダの存在感」と「機能・スタイリングの調和」を意図しています。そこで、マツダ車のデザインにおいて、絶対に変えてはいけない不文律が設定されました。それ […]
90年代後半のマツダといえば、今や伝説の迷走期。多チャンネル戦略(マツダ、アンフィニ、ユーノス、オートザム、オートラマ、アマティ(企画のみ))の崩壊にともない、経営再建のためにフォード経営の傘下に入り、ディーラーおよび車種の統廃合が行われました。 時代背景 当時のマツダ・デザインテーマ「響きのデザイン」も虚しく、車種ラインナップに残されたのは基幹モデルのみ。マイナーチェンジで延命されたRX-7(F […]
今回はNBロードスターの新車見積価格の話です。私事ですが、初代NAロードスターを愛車にしていた2002年当時、峠で自爆したり、エンジンオイルが染み出してきたり、走っているだけで異音が鳴っていたりと可哀想な状態になっていました。 その際、たまたま経済的にクルマが買える時期になり、新車の「ロードスター」に乗りたいとディーラーに通い始まったのです。(見積にあるアンフィニの名前が泣かせますね・・・) 20 […]
マツダといえば昔から「走る喜び」を全面に打ち出しながら、デザインも「心ときめく」素敵なモデルを発表しています。そしてデザイン・アイデンティティを表現するために、テーマを設定していることでも有名です。 そのルーツは1990年前半までさかのぼります。当時、マツダの戦略で「人の感情に訴えかける魅力」をもとに差別化すると、ワールドワイド・ブランド・ポジョニングを策定していったそうです。 ちなみに、この写真 […]
2018年に、ついに開始したユーノスロードスターのレストアプロジェクト。その前年である2017年10月15日に開催された東北ミーティングにおきましてクラシックレッドのNAロードスターが展示されました。その際に、エンジニアの方とトークショー(主に質疑応答)が行われました。 素晴らしいプロジェクトであると同時に、色々と情報が錯綜しているのも事実。そこで、非公式かもしれませんが、アナウンスされた部分を書 […]
私、豊田章男社長のスピーチが大好きでして、よく拝聴させて頂きます。自動車メーカーの社長が自動車に乗って何が悪い!というトーンで、トヨタの「もっと楽しいクルマ作り、FUN TO DRIVE,AGAIN」でしたっけ・・・を主導されていますよね。 現在はモビリティ約100年以来の変革期とされています。特にシビれるのは「馬」を例えにした表現。少し引用させていただきます。 2009年、日本記者クラブ会見(2 […]
今回は北米において返品騒動に発展した第二世代NBロードスターの「パワーロス」事件の話です。※いい話だけでなく、あらゆるNBの事実を残すことが、このWebのコンセプトです。 出力表記の違い 日本のエンジン出力表記は「ps=仏馬力」が一般的でしたが、世界を見渡すとKw(キロワット)であったり、bhp(ホースパワー:英馬力)であったりと、読み解きがなかなか厄介だったりします。 特にグローバル展開するロー […]
今回はロードスターのプロトタイプ車両に施した「擬装」ご紹介です。新車開発も佳境に入ってくると、メーカーは安全性や走行性能などを徹底的にチェックするために、市販モデルに近い状態でテストを行います。 未発表車種のデザインは、ローンチまで明らかには出来ませんので擬装(カモフラージュ)をエクステリア・インテリアに施します。意識して流出することもあるようですが、基本的には企業秘密を守るための装備です。 それ […]
今回も引き続き、NBロードスターデビュー前夜の話です。 1997年はマツダにとって経営再建を始めた大切な年。この年末に開催されたイベント、東京モーターショーのブランドアイコンとして、NBロードスターはついにベールを脱ぐこととなりました。ファンの間では、当然その直前まで情報収集が行われていました。ソースは前回に続き、miata.net。あくまで意訳なので笑って読んでください。 1枚の写真がリークした […]
今回は約20年前になる、1997年の新型ロードスター(NBロードスター)スクープ情報をご紹介します。 1997年のロードスター、時代背景 97年といえばバブル経済崩壊後のマツダ黒歴史、5チャンネル戦略を立て直すためフォードより社長が就任し、その象徴としてブランドロゴが近年の「フライング・M」に変更されました。 実は、マツダ本当に経営大丈夫かよ!?という空気が国内では蔓延しており、セブンもロードスタ […]
クルマ、特にスポーツカーは育てていくもの・・・なんて概念をよく耳にしませんか。近年はモデルイヤーという考え方も浸透してきたので、平成〇年式とか、2019年式・・・なんて感じで、数年ごとのマイナーチェンジどころか、結構細かく仕様が変わって行きますよね。 マイナーチェンジによって新しいグレードが追加されたり、出力が強化されたり、メカが作りこまれたり、コストダウンをされたり・・・こんて悲喜こもごもをチェ […]
クルマにとって欠かせない要素といえば「愛称/ペットネーム」です。ご存知の方も多いと思いますが、車検証に記載されている車名はメーカー名記載で、「マツダ」とか「ユーノス」とか、地味だったりするわけです。 例えば我が愛車の場合、車名は「マツダ」、型式番号は「GH-NB6C」だったりして、カッコいいけれど無骨な感じがするのです。だからこそ、メーカーは愛称にはこだわっているし、見せ方も一ひねりしています。そ […]