初代EVロードスター(ゼロエミッション)
内燃機関(ICE=インターナル・コンバッション・エンジン)の自動車存続に制限がかかりそうな昨今ですが、試行錯誤の末えらばれた次世代の自動車は電動化(EV)の道をたどりそうです。ただ、その過程には様々なプロトタイプの電動車が存在していました。 特に注目したいのは、新進気鋭のMX-30ではなく、MX-5・・・つまり、私たちのロードスターも既にEV化されていて、その実証実験が行われていたことです。現在の […]
内燃機関(ICE=インターナル・コンバッション・エンジン)の自動車存続に制限がかかりそうな昨今ですが、試行錯誤の末えらばれた次世代の自動車は電動化(EV)の道をたどりそうです。ただ、その過程には様々なプロトタイプの電動車が存在していました。 特に注目したいのは、新進気鋭のMX-30ではなく、MX-5・・・つまり、私たちのロードスターも既にEV化されていて、その実証実験が行われていたことです。現在の […]
メーカレストアプログラムだけでなく、全世界のさまざまなショップでレストアされるロードスター。 なぜなら、旧ライトウェイトスポーツと同じく、比較的広い市場へ安価に普及できたことで、アフターパーツの安定供給や補修ノウハウが蓄積されているからです。面白いのは、現状維持以上に突き抜けた近代化改修をおこなうレストア。今回紹介するのはV6エンジンを乗せたNA/NBロードスターのレストアカーです。 ロードスター […]
ギネス世界記録で「世界一売れたオープン2シータースポーツカー」として認定を受けているロードスター。マツダが素敵なのは、該当車両をきちんとピックアップして、保存していることです。ロードスターの年間販売目標は3.6万台といわれており、約30年でギネス記録を達成していますから、とても順調なペースではないでしょうか。 ギネスの名は日本では「すごい記録」くらいの感覚ですが、ヨーロッパではとても名誉なことであ […]
ユーノスブランドの最後を飾ったNAロードスター「SRリミテッド」。SRの意味は当時の雑誌に書かれた「さよならリミテッド」がファンの間で定着していますが、実はカフェレーサーの語源である「Standerd Rosdster」ではないかと考察をしました。 最後のユーノス「SRリミテッド」 1989年、国内の新規自動車ブランドとして誕生したユーノス。そこで販売されるクルマは「PROJECT EUNOS」シ […]
2019年のユーノスロードスター「歴史遺産車」認定に続き、初代主査の平井敏彦氏が「自動車殿堂」入りされました!本当にめでたい!凄い!嬉しい! 日本自動車殿堂とは 日本移動者殿堂(JAHFA)は、「日本における自動車産業・学術・文化などの発展に寄与し、豊かな自動車社会の構築に貢献した人々の偉業を讃え、殿堂入りとして顕彰し、永く後世に伝承してゆくことを主な活動とする」とされる、特定非営利活動法人(NP […]
今回はマツダ・ロードスターの第三世代、通称NCロードスターの量産工程をご紹介します。2005年5月17日、マツダ本社宇品第1(U1)工場でNCロードスターは生産を開始しました。 NBロードスターモデル末期の生産にも影響が出た工場火災から一転、同年の4月末に塗装ラインの稼動を再開した宇品第1工場で、NCロードスターはマツダの新型車として初めて量産開始するモデルになりました。なお、量産第1号車は北米向 […]
ユーノスロードスター、Nプラットフォーム車は初代から混流生産、つまりデミオなど他のマツダ車と一緒に組立られています。また、意外と手作業の工程も多く、完成車はまさに職人技です。約260人のスタッフが、3.3時間かけて1台を組んだそうです。 マツダの混流生産 マツダ車は30年以上前から、ひとつの生産ラインで複数の車種を組み立てる【混流生産】という方式を採用しています。ロードスターの後ろにオートザム・レ […]
物理的なサイズは変更できませんが、全長を合わせてデザイン比較をすると、ロードスターには共通点が多い事が分かります。なお、一番小さく見えるのはNCロードスターなのが面白い所です。ちなみにデビュー当時のNAは、ロータスエランと比較して巨大過ぎると批判されていました。 実は「大きい」といわれていたロードスター 小さくて軽い「ライトウェイトスポーツカー」であるロードスターは、コンパクトなサイズであることが […]
世界統一基準で戦い、マツダモータースポーツの登竜門になっているグローバルMX-5カップ。残念ながら日本開催は中止になりましたが、北米ではカップレースカーがND2ロードスターに進化して、シーケンシャルMTやハードトップなども用意されています。 「グローバルMX-5カップ」シリーズ 2003年から北米で始まった「マツダスピードミアータカップ(NA、NB)」、2006年の「MX-5カップ(NC)」を経て […]
意外な「赤い」クルマ 2012年某日、自動車好きならば驚かずにはいられなかった、フルモデルチェンジを発表した際のピンク色に塗装された「クラウン」。今でこそ慣れてきましたけれど、当時は派手な王冠グリルもインパクトがあり、とんでもない時代になったな・・・という記憶が残っています。 流石にピンク色はカタログカラーとはなりませんでしたが、限定車として発売されました。たまに街で見かけますので、トヨタファン( […]
ロードスターは幸いなことに、さまざまなデザインスケッチが残されています。躍動感あふれるスケッチは眺めていてとても楽しく、完成車の美しさにも劣らないものを感じるはずです。今回は、そのあたりのご紹介です。 新世代オープンカー(V705) ロードスターのオリジナルデザインはカリフォルニア州アーバインにあるマツダデザインスタジオ(MRA/現MNAO)が発祥となります。上のスケッチには海外でロードスターの父 […]
販売好調!NDロードスター NDロードスターの販売開始から1か月経過した2015年6月、マツダのプレスリリースでも販売好調というプレスリリースがありました。累計受注台数が新車効果もあって6月21日時点で5,042台になったそうです。 なお、当時の広報資料を抜粋しますと・・・ グレード別での受注構成比は、「S Special Package」が52%、「S Leather Package」が39%、 […]