ロードスターヒストリー

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ロードスターがなぜフルモデルチェンジをしたのか(後編)

NCロードスターは世界不況により2012年頃のフルモデルチェンジを15年まで延命、MZRエンジンを最後まで使い切りました。 同じくNDロードスターもスカイアクティブGの最期を飾りそうです。次世代は軽くて安い電動化・・・そんな高い敷居を、マツダはどうクリアしていくのでしょうか!? 燃費目標を達成せよ(国策) 自動車にはさまざまなレギュレーションがありますが、近年急激に対応を求められているのが【燃費目 […]

ロードスターがなぜフルモデルチェンジをしたのか(前編)

「本当にどうしようもなくて変えた」という主査の言葉通り、ロードスターは限度ギリギリまでフルモデルチェンジを行いません。NBロードスターのフルチェンは安全要件のため、NCロードスターはNA/NBで使用されていたパワーユニット「B型エンジン」が、2005年の環境規制に対応出来なかったためです。 モデルチェンジはレギュレーションの変更の歴史 現代に蘇ったライトウェイトスポーツカー、マツダ・ロードスター( […]

水素エンジンのロードスター(ゼロエミッション)

MX-30のレンジエクステンダーとして、ついに復活予定のロータリーエンジン。 ただ、ゼロエミッションのロータリーとして忘れちゃいけないのが水素ロータリー!その歴史は古く、かつてはMXシリーズの先祖、NAロードスターでも実験されていました。 マルチプラットフォーム MX-30 新型MXシリーズとして華々しくデビューしたMX-30は、CX-30とシャシーを共有しながらも、ゼロエミッション時代を前提にし […]

最後のユーノス、SRリミテッド

ユーノスブランドの最後を飾ったNAロードスター「SRリミテッド」。SRの意味は当時の雑誌に書かれた「さよならリミテッド」がファンの間で定着していますが、実はカフェレーサーの語源である「Standerd Rosdster」ではないかと考察をしました。 最後のユーノス「SRリミテッド」 1989年、国内の新規自動車ブランドとして誕生したユーノス。そこで販売されるクルマは「PROJECT EUNOS」シ […]

平井氏が日本自動車殿堂2020にて殿堂入り!

2019年のユーノスロードスター「歴史遺産車」認定に続き、初代主査の平井敏彦氏が「自動車殿堂」入りされました!本当にめでたい!凄い!嬉しい! 日本自動車殿堂とは 日本移動者殿堂(JAHFA)は、「日本における自動車産業・学術・文化などの発展に寄与し、豊かな自動車社会の構築に貢献した人々の偉業を讃え、殿堂入りとして顕彰し、永く後世に伝承してゆくことを主な活動とする」とされる、特定非営利活動法人(NP […]

NCロードスターの量産工程

今回はマツダ・ロードスターの第三世代、通称NCロードスターの量産工程をご紹介します。2005年5月17日、マツダ本社宇品第1(U1)工場でNCロードスターは生産を開始しました。 NBロードスターモデル末期の生産にも影響が出た工場火災から一転、同年の4月末に塗装ラインの稼動を再開した宇品第1工場で、NCロードスターはマツダの新型車として初めて量産開始するモデルになりました。なお、量産第1号車は北米向 […]

ユーノスロードスターの量産工程

ユーノスロードスター、Nプラットフォーム車は初代から混流生産、つまりデミオなど他のマツダ車と一緒に組立られています。また、意外と手作業の工程も多く、完成車はまさに職人技です。約260人のスタッフが、3.3時間かけて1台を組んだそうです。 マツダの混流生産 マツダ車は30年以上前から、ひとつの生産ラインで複数の車種を組み立てる【混流生産】という方式を採用しています。ロードスターの後ろにオートザム・レ […]

ロードスターのデザインで「大きさ」を比較する

物理的なサイズは変更できませんが、全長を合わせてデザイン比較をすると、ロードスターには共通点が多い事が分かります。なお、一番小さく見えるのはNCロードスターなのが面白い所です。ちなみにデビュー当時のNAは、ロータスエランと比較して巨大過ぎると批判されていました。 実は「大きい」といわれていたロードスター 小さくて軽い「ライトウェイトスポーツカー」であるロードスターは、コンパクトなサイズであることが […]

サーキット・ロードスター「グローバルMX-5カップカー(ND2)」

世界統一基準で戦い、マツダモータースポーツの登竜門になっているグローバルMX-5カップ。残念ながら日本開催は中止になりましたが、北米ではカップレースカーがND2ロードスターに進化して、シーケンシャルMTやハードトップなども用意されています。 「グローバルMX-5カップ」シリーズ 2003年から北米で始まった「マツダスピードミアータカップ(NA、NB)」、2006年の「MX-5カップ(NC)」を経て […]

クラシックレッドである決意

意外な「赤い」クルマ 2012年某日、自動車好きならば驚かずにはいられなかった、フルモデルチェンジを発表した際のピンク色に塗装された「クラウン」。今でこそ慣れてきましたけれど、当時は派手な王冠グリルもインパクトがあり、とんでもない時代になったな・・・という記憶が残っています。 流石にピンク色はカタログカラーとはなりませんでしたが、限定車として発売されました。たまに街で見かけますので、トヨタファン( […]

歴代ロードスターのスケッチ

ロードスターは幸いなことに、さまざまなデザインスケッチが残されています。躍動感あふれるスケッチは眺めていてとても楽しく、完成車の美しさにも劣らないものを感じるはずです。今回は、そのあたりのご紹介です。 新世代オープンカー(V705) ロードスターのオリジナルデザインはカリフォルニア州アーバインにあるマツダデザインスタジオ(MRA/現MNAO)が発祥となります。上のスケッチには海外でロードスターの父 […]

NDロードスター デビュー時の備忘録(2015)

販売好調!NDロードスター NDロードスターの販売開始から1か月経過した2015年6月、マツダのプレスリリースでも販売好調というプレスリリースがありました。累計受注台数が新車効果もあって6月21日時点で5,042台になったそうです。 なお、当時の広報資料を抜粋しますと・・・ グレード別での受注構成比は、「S Special Package」が52%、「S Leather Package」が39%、 […]

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